はなこがねむし
ちょっとした事故に遭ったことをきっかけに、お酒を止めている。治療中は飲めず、治った後も運気が上がればと思い、そのまま禁酒を継続している。果たして、僕にいいことは訪れるか。先日、帰りに路上で財布を拾った。もちろん、すぐに警察署に届けたが、なるほど、僕は試されていた。もし、そのまま財布をくすねていたら、おそらく僕には不幸が訪れていたに違いない。これで試験は合格か。いや、そうでもないようだ。その日、ある店に寄る予定だったが、警察に寄り道したため、着いた頃には営業時間が終わってしまっていた。なんだよ、ついてないじゃないか。まだ試験は続くのだろう。当分、酒が飲めない日が続く。(28.10.3)
果たして彼は不正を働いたのか、あるいはうっかりしていたのか。話が既に表面化しているところから察すると、単なるうっかりではなさそうだ。金で失った信用は、なかなか取り返せない。多少ではあるが付き合いがあったゆえ、残念に思う。
組織、あるいはどんな小さなグループであろうと、その牽引役は人間性が試される。僕も大小含め複数の組織、グループに属していると同時に、僕自身が牽引役を務めることもある。結果が伴ってこそ評価されることもあれば、誠実、純粋なだけでは評価されないこともある。何に対して誠実か、その根底にある信念は何か。実はそれらは単純なものだったりするのだが、単純だから理解されやすいかというと、そうでもない。あはっ、ときに面倒で複雑だ。(28.8.17)
その日、遊び尽くし、飲み尽くし、しゃべり尽くした終わりに、僕は呟いた。
「はしゃぎたいだけなんだよね」
僕のそのはしゃぎに付き合ってくれた人には厚く感謝する。中には、付き合いきれないと思う人もいることだろう。けど、付き合ってくれる人には、必ず楽しさを分かち合ってもらおうと僕は懸命になる。
さて、小平。例えば京都においては、街の方からほぼ無条件に独特の縛りをかけてくる。地域性や伝統、歴史がもたらすものだろう。僕はその中で約二十年生きていた。だが、小平ではそうのような縛りは、たとえあるにせよ、京都よりは薄いだろう。かといって、小平を東京という言葉でくくるのも無理がある。さあ、どのようにしてはしゃごうか。仕事も含めて。(28.7.21)
事務所を移転して早くも6か月を経過。よく「なぜ小平なのか」と聞かれる。初めての事務所開業だったら、あるいはもう10年ほど若かったら、都心部を選んでいたかもしれない。一方で、性格的なところのものによるとも思う。この性格的なとは、おそらく今から約20年程前、幼少の一時期を除きほぼ生まれ育った東京から京都へ移った際の動機と共通している。小平に移って、扱う業務内容が今までとは多少変わった。それは僕に仕事上の変化をもたらし、この変化も気に入っている。小平エリアにおける業界内においては、疑問に思う部分も多々あるが、それはそれとして、日々小平にて業務遂行、そろそろ梅雨明けです。(28.7.11)
今朝、小雨降る中、頑張って2駅分、およそ50分ほど歩いて事務所へ向かった。昨日、寝る前に夜食を取りすぎてしまったことのペナルティというか、減量措置のため。歩くのは嫌いではない。「今、体内脂肪が燃えている」と思いながら歩いたりする。
歩いているとき、自転車に乗っているとき、車に乗っているとき、電車に乗っているとき、人はそれぞれで考え事の種類が違ったりする。歩いているときに何か物事を考えている状態は、ときに寝に入る直前のそれと似たような状態になるときがある。どこを歩いているか(繁華街、あるいは郊外)、また時間帯によってもそれは変わってくるのだが、ハマると長時間の徒歩も苦にならない。
今朝、考えていたのは、マンション管理、マンション自治についてだった。というのも、先日、マンションに関する本を読んだことによる。かつて、僕も長い間、マンション自治に携わったことがある。その経験上、ひとつ言えることは、今現在マンション管理、自治が上手くいっていても、必ずしもそれが向う10年、20年とは続かないということ。「郷に入れば郷に従え」、地域に新しく建ったマンションにおいてよく言われることだが、確かにその通りだと思う。ところが、新しく郷に入った人が20年も経つと今度は新しく郷に入ることになる人を迎える立場になり、そこで勘違いしてしまうことが少なくない。それはマンション内の自治に限らず、町内などの地域に対しても同様だったりする。
「マンションが建ったばかりの頃は、あの人はあんな人ではなかったのに」
例えばそんな声。また、
「会議は2時間まで。会社でもそう決まっている」
と、ある理事。理事は持ち回り制。気持ちはわからないでもないが、会社とマンションは違う。話し合いがつかなければ、最後は理事長が責任を負ってトップダウンで決定すれば会議も短くて済むだろうが、理事長もまた持ち回り制。そこまでの責任は負いたくないと理事長が思うのも無理はない。そうかと思えば、逆に権力、立場を活かして力ずくで自分の案を通そうとする理事がいることもある。
事務所の近くに、近々11棟ものマンションが新たに建つ。近所の人が言ってたっけ。
「朝の通勤電車が混むなぁ」(28.3.11)
年を取ると、なかなか昔のようには生きられないということなのか。
あるヤツ。すっかりかっこ悪くなっていた。もはやテーマを失ってしまったかのごとく。
ある昔の知り合い。まだそんなことやっているのか。かって、目指したところのものを諦めてしまったかのごとく。
もちろん、彼らを非難できるほどのかっこよさを僕自身、持ち合わせていないことを恥じた上での感想ではあるが。
あるネット記事で、「フーゾク専門」と書かれた同業者がいた。僕だったら嫌だな。せめて「風営法専門」と書いてもらう。果たしてこの考えは、大事なことなのか、あるいはどうでもいいことなのか。
さて、改めて自己のテーマを問い直してみたい。余計なこともたくさんしてしまっている自分を反省しつつ。(28.2.19)
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